9月の家事

月ごとの家事

まだまだ暑い日は続きますが、9月に入っても真っ白いノースリーブのシャツを着ていると少し人の目が気になるのは私だけでしょうか。

できれば季節を先取りして半袖でも秋らしい色合いの洋服に徐々に移行していきたいものです。

9月の家事は衣替えを中心に行いましょう。

衣替え

夏服の白っぽいシャツをそろそろ片付けます。

普通の洗濯を済ませたものをそのまま収納すると来年の夏に出した時、黄色っぽく変色していることがあるので、夏服を収納する前には必ず「しまい洗い」を。

「しまい洗い」とは、衣替えの前に、今まで着ていた服をしっかりと洗うことです。

普通の洗濯では、しっかりと洗っているようで繊維の奥の汚れまでは落とせず、目に見えない汗や皮脂の汚れが蓄積していきます。

繊維に残った汗や皮脂の汚れは、時間の経過とともに黄ばみやシミ、虫食いの原因となります。

また、夏物のタオルケットや冷感触感のシーツなどもしっかりと「しまい洗い」をして収納しましょう。


「しまい洗い」の手順

①酸素系漂白剤を使用

すでに黄ばみやシミがある場合は、液体タイプよりも洗浄力の強い粉末タイプがおすすめ。

②40~50℃のお湯に適量を溶かし、10~20分ほど放置

酸素系漂白剤は、50℃程度で洗浄力・漂白力が高まるので、お湯を使うことでさらに効果を得る。

衣類によっては漂白剤が使えないものや、高温で洗うと傷んだり縮んだりするものもあるので、必ず洗濯表示を確認。

③洗濯機で通常通りに洗濯する

最近はすすぎ1回用の洗濯洗剤も出ているが、しまい洗いの際はすすぎを2回行う。

④しっかりと十分に乾かす

できれば晴れの日が3日続いた日に「しまい洗い」を行い、外でカラッと干すか、乾燥機を使って十分に乾かし、収納するのが望ましい。


「しまい洗い」を行い、洗濯物を乾かしている間に収納場所の掃除も併せて行っておきましょう。

埃の中に見えない虫や卵があったりして、大切な衣類に虫がついてはせっかく「しまい洗い」をした意味がありません。

収納場所には新しい防虫剤、乾燥剤を入れることを忘れないよう。

夏の食品の消費

素麵やひやむぎ、麦茶など暑い夏に食べると美味しい食品も寒い冬にはなんだか食べる気がしないものです。

素麺は「古物(ひねもの)」といって、製造してから何年も経った古い物の方が美味しいと言う方もいらっしゃいますが、私は一度しまい込んでいた素麺に虫がついているのを見て以来、買ったその年のうちに食べてしまうことにしています。

常緑樹の剪定

庭の生垣やシンボルツリーに植えている常緑樹は適切な時期に剪定をしておかず放っておくと樹形を崩すだけではなく、どんどんと大きくなり、3mを超える高さになることも珍しくありません。

そうなってしまってからでは樹形を整えなおすのも高さを抑えるのも素人では難しくなります。

そうなる前に定期的に軽く剪定するのがおススメ。

一年中葉をつけている常緑樹は、その時に必要な分だけ光合成をして養分を生産するため、体内に養分を蓄えることが苦手。

そのため、晩秋から冬にかけて剪定をして葉をたくさん落としてしまうと、養分を作り出すことができずに弱ってしまうのだそう。

園芸品店の方に9月に剪定するのが良いと教わりました。


まとめ

9月は台風や長雨があったりして洗濯をする日が限られる頃。

天気予報をしっかりとチェックして洗濯ができるタイミングを見計らって1日は「しまい洗い」の日を取りたいもの。

それをするかどうかで来年もお気に入りの洋服を気持ちよく着られるかどうかが変わってくるので頑張って。

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